- 2010-05-26 (水) 17:53
- 自動車保険の基礎知識
対人賠償保険
対人賠償保険とは交通事故で相手を死亡、あるいは、ケガをさせて損害賠償責任が発生したときに保険金が支払われる自動車保険です。
対人賠償保険で支払われる保険金は、損害賠償額が自賠責保険の支払い限度額を超える部分に対して支払われます。また、この保険の対象となる人は、第三者である他人で、対人(=第三者の他人以外)の、運転者本人や建物などは除かれます。
対人賠償保険の補償対象者は、加入者の自動車の同乗者、相手の自動車の運転者や同乗者、歩行者で、死亡またはケガをした場合に補償されます。
また、下記の人は補償の対象外になっています。
- 被保険者本人…対人賠償保険は、第三者の他人への賠償に対応するための保険なので、本人の死亡やケガには補償がありません。
- 被保険者の家族…加入者本人と同様に、同じ自動車に同乗している家族の事故や、加入者本人が運転中に家族にケガをさせたときは対象外です。
- 被保険者の承諾を得て運転した人…加入者本人の自動車を友人や知人が、本人の承諾を得て運転しているときに事故を起こしたときは、その運転者も補償はありません。加入者本人が同乗している場合も同様です。その他にも賠償の対象外となる事柄もあるので、保険会社に確認しましょう。
対人賠償保険で契約できる保険金額は、被害者1人に対して上限額を定めない無制限の契約と、上限額を定めた契約があります。
また、1件の事故に対する保険金の上限は、両方とも無制限になっています。つまり、1件の交通事故で複数の人が死傷した場合は、トータルの保険金の総額には上限がないことになります。対人賠償保険は自賠責保険で支払われる保険金額の不足分を補うのが、目的なので無制限に設定しておくのが一般的です。
自賠責保険の保険金額は、1人あたり、死亡事故で3,000万円、後遺障害で4,000万円、ケガで120万円が上限なので、最低限の補償しかありません。
もし、対人賠償保険に未加入の場合は、自賠責を超えた分に関しては、加害者が全て負担することになり、最近では対人事故の賠償金額が1億を超えることも多々あるのでしっかり加入しておきましょう。
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